松坂屋建材は「建材販売」から始まり、現在は「建築工事」の分野が売上の大半を占めている会社です。
「建築工事」といっても何の工事かというと、建築工事の一つの分野である「防水工事」や「内装工事」のことで、一般的には「専門工事業」という分野になります。建築工事における専門分野のスペシャリストですね。
これに対してこれらのスペシャリストを指揮監督して建築工事一式を請け負う分野があります。その両方を事業としているのが弊社の特徴です。
それぞれの工事において「施工管理（工事管理）」という仕事と、技能者として現場でものづくりを担う「技能職」という仕事があります。
いわゆる「職人さん」ですね。また、それら現場で培ったノウハウを海外で展開する事業も始めております。日本だけでなく、海外で挑戦したい仲間も募集しております。
松坂屋建材の工事分野におけるメインの仕事は「施工管理」です。
専門的に言えば「請け負った工事において品質、原価、工期、安全を管理する」となります（といってもわかりませんよね）。
具体的にいうと、工事を完成させるために必要なのは、まず材料とそれを施工する職人さんがいなければなりません。
それを手配するのが私たちの仕事なのです。
必要な材料を積算し、施工する職人さんを探し、それぞれに発注します。
手配した材料をどうやって現場に搬入するのか、複雑な場所をどのように施工するのか、具体的にいつから工事を行うのかといったことを検討、打合せするのが私たちの仕事です。いろいろな打合せを行いながら、限られた工期と予算の中で、職人さんがケガをすることなく、より良いものをつくりあげることを指揮監督するのが「施工管理」という仕事です。
専門工事分野の担当者で「建築科」卒はむしろ少数派です。
工事全体というよりもそれぞれの専門分野での工事ですので、学校で習う内容よりももっと詳しい専門知識が必要です。
入社してから勉強すれば十分に対応できますし、弊社では先輩がマンツーマンで教える仕組みですので、安心してください。
リフォーム工事分野では、幅広い建築の知識が必要ですので、「建築科」卒のほうが有利なのは否めません。
しかし「建築科」卒ではなく、「普通科」卒の先輩が第一線で活躍しているのも事実です。
プロの「施工管理」者だと証明する「施工管理技士」という国家資格がありますが、「普通科」卒の社員も働きながら取得しております。会社で資格取得に向けての応援もしていますし、あとは本人のやる気があれば弊社の社員として十分に活躍できます。
また、建築の知識は必要ですが「建設業はサービス業である」というのも事実です。建築では一つとして同じ現場はなく、それぞれお客様の要望をお聞きした上でそれを形にするのが私たちの仕事です。お客様の要望を理解し、満足してもらうためには知識だけでなく、心の通った対応がなによりも必要です。
